踵(かかと)が痛い
「朝起きてすぐに立ち上がろうとすると踵がズキンと痛い」「踵を押さえると痛い」そんな症状のある方は足底腱膜炎かもしれません。
足底腱膜炎(そくていけんまくえん)って何?
足の裏には、「足底腱膜」という踵の骨と足先にある骨をつなぐ扇状の膜のようなものがあります。これは足にかかる衝撃を吸収するクッションのような役割があります。
足底腱膜炎とは、この腱に小さな断裂が生じ、炎症が起こった状態をいいます。足の裏、特に踵の部分に痛みが起こります。
足底腱膜炎の原因
足底腱膜への負担が大きくなる、足の甲が高い「ハイアーチ」の方と、逆にアーチが低い「扁平足」の方に起こりやすいと言われています。
ウォーキングやランニング、ジャンプの動作などを繰り返し行うことにより、足底腱膜に繰り返し負荷がかかり痛みを感じるようになります。
どんな症状がでるの?
歩き始めに強く感じられ、歩いていると次第に軽減するのが特徴です。
筋肉や筋膜はレントゲンには映りません。なので、病院で「骨に異常はない」と言われるのに足の裏には激痛が走ります。
整骨院ではどのようなことをするの?
●徒手アプローチ(マッサージ)、低周波電気療法で足の裏、ふくらはぎ、太ももの筋肉を和らげバランスを整えます。
●微弱電流(傷を修復する電気)で炎症をおさえます。
●ハイボルテージ療法(痛みを鎮める電気)で痛みを軽減します。
痛みが出ている足の裏だけでなく、ふくらはぎ、太もも、足首や股関節の動きなどもチェックし、全体的に施術を行います。
自宅でできるケアはありますか?
●靴にインソールを敷く
インソールを敷くことでクッション性を高め、足裏への負担を少なくすることができます。
●足のマッサージやストレッチ
足の裏だけでなく、ふくらはぎや太もものストレッチを行って下さい。
かかとの痛みでお悩みの方は、二色の浜整骨院へご相談下さい。