- 棘上筋(きょくじょうきん)
回旋筋腱板※のひとつ
主な作用は腕を外転させる(外に開く)ことだが、肩の固定筋としての働きをする時に障害を受けやすい。
重い物を持ち上げる、腕を上げた状態で作業する。長時間のコンピューターのマウスを使用するなどの反復運動でも障害を起こすことがある。
※棘上筋・棘下筋、小円筋、肩甲下筋を合わせて回旋筋腱板(ローテーターカフ)という。腕の回転を助ける筋肉でスポーツ障害を起こしやすい。
起始:肩甲骨棘上窩
停止:上腕骨大結節
出典・参考文献 Clinical Massage Muscle Premium VISBLE BODY